マンションリニューアル事業本部 工事統括部 第2工事部 第2工事課
柴田 佳奈(しばた かな)
2021年4月で新卒入社3年目。富士防初の女性現場代理人を目指して入社。現在は副現場代理人として従事している。2級建築施工管理技士の資格取得勉強にも励み中。
マンションリニューアル事業本部 工事統括部 第2工事部 第2工事課
柴田 佳奈(しばた かな)
2021年4月で新卒入社3年目。富士防初の女性現場代理人を目指して入社。現在は副現場代理人として従事している。2級建築施工管理技士の資格取得勉強にも励み中。
現場代理人の補佐として、現場の工事がスムーズに進むよう、管理業務全般に携わっています。現場を巡回して進捗状況を確認したり、職人さんと打ち合わせをしたり。説明資料を作ったり、材料や工程の写真を撮ったりもします。最近は、上司のフォローのもと原価管理にも関わるようになりました。
出身が岩手県で高校生の時に、東日本大震災を経験しました。その際、住宅を修繕したり、建て替える建設会社の仕事ぶりを目のあたりにしたこと、また、大学生の時にアルバイトしていた居酒屋の常連さんが建設業に関わっている人が多いこともあり建設業に興味を持ちました(笑) 昔からじっとしているのが得意ではなく、デスクワークは性に合わないな~と思っていることもあり、思い切って建設業に絞って就職活動をしました!! 最初は職人を考えていましたが、女性ですし、あまりにも力仕事だと厳しいなと感じ、いろんな会社を見たり調べていくうちに、現場代理人という職種に絞れていきました。
最初は正直、現場は暑い・汚い・辛いと大変なイメージが大きかったです。男性職場ですし、自分で決めたものの不安はありました。ただ、実際に働きはじめてみると職人さんも優しくて良い人ばかり。わからないことは聞く、協力してほしいことはお願いする、といった風に積極的に関わるようにしています。女性ということもあり、最初はどう接していいかわからない様子の職人さんもいたのですが、今ではよく話しかけてくれます。「肝が座ってるね」と褒められたこともありますよ(笑)。
綺麗事じゃなく、居住者さんにありがとうと喜んでもらえることが何より嬉しいです。以前、窓サッシ工事の担当を任せてもらったことがあったんです。それまで居住者さんのお部屋内で長く接するような場面は少なかったんですが、窓サッシの工事はお部屋に数時間にお邪魔し施工する工事となります。その際、足が悪いご年配夫婦がいらっしゃったので、荷物の移動などを手伝っていたんです。工事が終わったとき、「女性の監督さんだと相談しやすくていいわね。お話もしてくれて嬉しいわ、ありがとう」と声をかけてくれて。大変だった苦労が報われたというか、本当に嬉しかったです!!
今3年目なのですが、入社当時よりやることが増えて、キャパオーバーになることがたまに……。体力不足を実感することもあります。大変なことはいろいろありますが、他の現場にいる先輩が気にかけてくれたり、上司がフォローしてくれたりして支えられています。課長も歳が近くて話しやすいですし、会議や懇親会の場で言ったようなちょっとした話も部長に話を上げてくれて、感謝しています。入社前、現場監督は一人で黙々と頑張るイメージだったんですが、全然そうじゃなかったです。
現場は、職人さん(作業員)と、お客さん(居住者)ありきだと思うんです。それに、人とのコミュニケーションの仕事だなと感じます。なので、心地よく過ごしてもらえるよう、一人一人相手を見て話し方や接し方を変えるよう心がけています。約束したことや時間を忘れないとか、そういう当たり前のことも大切にしています。「あの監督だから仕事を受けたい」、と言われるようになりたいですね。
私が所属するマンションリニューアル事業本部(通称MR部)での話ですが、相談しやすい・頼りやすい・気にかけてくれる、そんな環境です。すごく恵まれていると思います。今3年目ですが、同期がすでに一人立ち(一人での現場管理)していて。自分次第で、なんでもチャレンジさせてくれる会社です。もちろん不安はありますが周りのサポートもありますし、とにかく会社のバックアップ体制がしっかりしているので、私も機会をもらえたらどんどんチャレンジしてみたいと思っています。
社員同士の繋がりがしっかりある会社だなと思います。私も入社する前はこんな風通しが良い会社とは思わなかったですし、フォローし合えるのが良いところです。あとは、大規模修繕工事は技術面とソフト面(サービス業的な観点)が混合していて、経験を問わないと感じるので安心してください。自分も大学の学部は文系でしたし、造船業や製造業など異業種から来た方もいるので、違う畑から来ても大丈夫。現場代理人だからと一人で背負わず、積極的にコミュニケーションを図り、みんなで良いものを創る気持ちがあれば何も心配ないと思います。
まずは二級施工管理技士の資格にチャレンジしたいです。仕事が終わって勉強したりしているのですが、実は一度、実地試験に落ちてしまいました……。一人で現場を管理するには資格が必要ですし、お客さんと話していても知識がないと説得力に欠けます。資格に関しては、取得のための学校等々も会社のバックアップがあるのもありがたいですね。 また、取得できると表彰制度や報酬もありよりやる気が出ます!
修繕工事なので、もちろん新築にはならないけれど、より良い建物にしていくことだと思います。何十年もお客様の大切な建物(マンション)を残していくために、すごく大切な仕事ですよね。特にマンションの修繕工事は、居住者さんが住みながらの工事なので、居住者さんの協力なしにはできないこと。居住者さんだけでなく、職人さんも、我々も、関わる人みんなで育んでいくものだなと感じます。
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